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2024年イベントレポート

若手社員交流会

2024年 若手社員交流会
開催の概要

同世代が集う特別な時間 ― 部門間連携の強化と新たな視点を獲得するために

北陽の未来を担う若手社員の交流と成長を目的とした「若手社員交流会2024」が、11月7日(木)に京都本社にて開催されました。今回は京都本社、北海道支社、東北支店、関東支店、九州支店の1~3年目の若手社員6名とキャリア入社1年目の計7名が参加しました。拠点を超えた交流を通して、親睦を深めるとともに、自分たちの仕事の仕事の価値を再認識する貴重な機会となりました。

拠点を越えた協力と学び ― 若手社員の成長支援と部門間連携の強化

テーマは「拠点を越えた協力と学び」です。異なるバックグラウンドや業務を持つ参加者が、互いに学び合い、情報を共有することで、新たな連携方法や業務改善のアイデアを生み出すことを目指しました。さらに他拠点の若手社員とのつながりを深め、会社全体の一体感を強化することも狙いです。

期待される効果

1.相互理解の深化

他拠点の業務や特徴を知ることで、社内の多様な視点を得ることができ、より良い業務の進め方を学ぶことができます。

2.チームワークの促進

拠点を超えた人脈形成を促進することで、今後のプロジェクトや業務において迅速な情報共有や協力体制強化を期待しています。

3.モチベーション向上

他の若手社員との交流を通じて、刺激を受け、自己成長への意欲が高まることを期待しています。

交流レポート

当日の流れ

今年のプログラムは特に「業務の課題共有」に重点を置いており、各支店の特色や強みを共有するグループディスカッションも行いました。参加者は、グループワークを通じて日常業務で活かせる新たな視点やアプローチを得ることができたと話しています。

  • 自己紹介

    同世代であるものの、出身や居住地が異なる若手社員たちのため、まずはサイコロで選ばれた6つのお題をもとに自己紹介を行いました。この活動を通じて、参加者間の距離が縮まりました。

  • 講義「営業推進部の活動」

    営業推進部 主任技師
    拠点横断的に活動している営業推進部から、土地改良事業(農業農村整備事業)の全体概要の説明を受け、その中で営業職として理解しておくべきポイントについて学びました。

  • 入社内定者とWebトーク

    京都本社と九州支店に入社予定の内定者2名とオンラインで交流しました。内定者の入社に対する期待や不安について質問に答え、仕事内容に関して意見を交わしました。

  • 講義「北陽のチカラ」

    企画室 室長
    北陽の営業は幅広い営業スタイルがある中、近年の顕著な成果のあった事例から営業活動のポイントを抽出・検討することで、北陽の強みの理解を深めました。

  • グループディスカッション

    現在の仕事内容や担当案件について情報共有するとともに、初任者用の研修資料を見返し、今だからこそ気づく補足改訂案を検討しました。

  • 工場見学

    翌日、資材メーカーの工場を訪問しました。製品説明を受けた後、実際の製造工程を拝見することで、カタログでは表現できない内容を深く理解することができ、お客さまへの具体的な提案に繋がる経験となりました。

参加者の声

  • 北陽の営業の魅力は、個人の特色を生かせること。
    S.S北海道支社 営業部営業一課(2022年入社)

    北陽では、拠点ごとに取り扱う資材や営業手法が異なり、それぞれの特性を反映した多様なビジネスが展開されています。このような環境により、私たちは自分が関わるフィールドの広さを実感するとともに、案件ごとに異なる資材やアプローチを通じて、自分の得意分野を見つけ、それを活かす機会が得られます。
    この多様性は、魅力であると同時に挑戦でもあります。ときには、前例のない資材や工法に取り組むことが求められ、深い考察力や、過去の経験から創造的なヒントを見出す能力が求められます。
    また、交流会を通じて社内のつながりが強化されていることを実感しています。同期の活躍を聞くことで刺激を受け、互いに切磋琢磨しながら成長できる環境があることに、私自身やる気を感じています。特に工場見学で得た知識は、現場で即活用できる貴重な学びであり、今後の営業活動に大きく役立つと確信しています。

  • 各拠点で異なる営業アプローチがあることを理解。
    T.K東北支店 営業課(2024年入社)

    北陽で営業職として働く魅力は、資材をただ販売するだけでなく、付加価値を生み出す多様な営業手法に挑戦できることです。現場訪問では、カタログで学んだ知識を実際の製品や工法に結びつけることで、毎回新たな発見があります。
    若手交流会では、他拠点の社員と交流し、それぞれの仕事内容や営業スタイルの違いを学びました。特に、各拠点が独自の営業方法を採用していることを知り、新しい視点を得ることができました。それぞれがユニークな経験を積んでおり、周りと自分を比較して焦る必要はないと気づきました。失敗を恐れず挑戦しながら、お互いに刺激を与え合えるこの環境で、自分も成長できると実感しています。

  • 社会を動かしている実感が、土木資材営業の魅力。
    T.K東北支店 営業課(2022年新卒入社)

    土木資材の納品を終え、工事が完成した瞬間は、農業政策の推進に貢献できたと感じる特別な達成感があります。
    私たちの主な業務は、既存のお客様へのルート営業ですが、新規案件の開拓にも力を注いでいます。飛び込み営業で新しい取引先と関係を築く過程は困難を伴いますが、その過程で戦略を立て、実行すること自体に大きなやりがいを感じます。
    若手交流会では、同期の活躍を聞くことで自分も刺激を受け、成長の機会を得ています。また、普段あまり接点のない他部署の仲間と意見を交わすことで、会社全体の新たな可能性や自分の業務における視野の広がりを実感しました。この交流会は非常に有意義な時間となっています。

  • 若手交流会は新たな視点を得られる貴重な機会。
    K.H関東支店 営業課(2023年新卒入社)

    農業土木は、国の生産基盤を支える重要な事業です。その根幹に携わる仕事の大きなスケールとやりがいに、私は大きな誇りを感じています。納入製品の規格変更や特注品への対応など、柔軟な姿勢が常に求められます。また、多様な製品知識の習得には難しさを感じることもありますが、それが営業スキルの向上につながる点にやりがいを見出しています。
    若手交流会では、各拠点の仲間と悩みや仕事への取り組み方を共有することで、新たな視点を得ることができました。さらに、工場見学で製造工程を直接学べたことは、自分の営業スキル向上に大きく役立つと感じています。

  • 信頼と付加価値を築く営業力が魅力。
    S.S本社営業部 営業三課(2024年新卒入社)

    若手交流会でのグループディスカッションでは、過去の具体的事例を用いて議論を行いました。その中で、営業担当者が築いた信頼が多くの場面で発揮されることに気づきました。営業は単に物を売るだけではなく、付加価値を提供することが求められる仕事であり、北陽の営業職の奥深さを改めて感じる機会となりました。交流会を通じて、他拠点の先輩方や同期の話を直接聞けたことは、大きな刺激となり、モチベーションの向上につながりました。特に、先輩方が実際に担当した案件に基づく具体的なエピソードから、北陽の営業職にはさまざまな働き方や取り組み方があることを学ぶことができました。

  • 地域ごとに異なる仕事の特徴を学べる貴重な機会。
    T.N本社営業部 営業二課(2022年新卒入社)

    北陽では、スケールの大きな公共工事に多く携わっています。例えば、直径1mを超えるパイプを何百メートルも設置することもあり、実際に現場で資材が使用されている様子を見ると、そのスケール感に大きなやりがいを感じます。一方で、多種多様な土木資材を扱い、現場ごとに資材納期を管理することは非常に大変です。しかし、このような複雑な業務こそが、私たちの成長の糧となっています。若手交流会では、各拠点の案件を題材にしたケーススタディを行い、地域ごとに異なる仕事の特徴を学ぶことができました。新しい資材に触れる機会もあり、大変勉強になりました。これらの経験を通じて、さらに成長できると確信しています。

  • 広い視野と自己研鑽が営業の醍醐味。
    T.S九州支店 営業課(2024年キャリア入社)

    北陽の営業職では、多様な土木資材を取り扱うため、幅広い知識が求められます。また、価格改定や納期の変動に対応するため、常に最新情報にアクセスし、広い視野を持ちながら自己研鑽を怠らない姿勢が重要です。こうした日々の挑戦こそが、営業の「面白さ」であり「難しさ」だと感じています。
    若手交流会では、異なる営業手法や考え方を共有することで視野を大きく広げることができました。失敗することもありますが、それを乗り越えることで成長を実感できるのが北陽の営業職の魅力です。

2024年
若手交流会のまとめ

若手の成長が、組織の財産に。

企画室 室長|大久保翔吾

今年の交流会では、グループディスカッションや主要な資材メーカーの工場見学を実施しました。参加者からは「他拠点の社員との交流を通じて、仕事の価値観や考え方について多くの学びがあった」との声が聞かれ、とても有意義な時間だったようです。若手社員が成長している姿をうれしく感じています。若い世代が自ら学び、互いに刺激し合う姿は、組織の未来にとって何よりの財産です。今回の学びを活かし、それぞれの持ち場で活躍し、北陽の未来を担う人材へと成長してくれることを期待しています。今後もこのような交流の機会を積極的に提供し、若手社員の育成と組織全体の活性化を促進してまいります。